Columnコラム

はやり目

2019.10.01

今回ははやり目についてご紹介します。子どもがいる家庭では、一度は耳にしたことのある病気だと思います。

はやり目(流行性角結膜炎)は数種類のアデノウイルスによって起こる小児のウイルス性感染症です。
 
症状
眼瞼の浮腫、流涙
 
特徴
夏に流行しますが、他の時期でもみられる疾患です。
病院で簡単に検査することができます。
 
ウイルス
アデノウイルスのD種の8、19、37、53、54、56型。
 
潜伏期間
8~14日あるので、感染を拡大させないようにしましょう。
 
感染経路
皮膚や粘膜の直接的な接触による接触感染です。
 
予防方法
手洗い、手指の消毒が重要です。感染者との濃厚な接触も控えましょう。タオルを併用するのも避けましょう。
 
治療方法
特効薬はないので、症状を和らげる薬が使われます。
抗炎症剤、ステロイド剤、抗菌剤の点眼を行われます。
 
学校の登園、登校について
学校保健法では、流行性角結膜炎は出席停止になっています。かかりつけ医師と相談してください。
 
 
小さな子どもで症状がありましたら、早めに病院に受診し相談しましょう。
 
(国立感染症研究所より参照)
 

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