Columnコラム

日本脳炎

2023.11.01

今回は日本脳炎についてご紹介します。小さい子どもがいる家庭では、一度は耳にしたことのある病気だと思います。

日本脳炎は、日本脳炎ウイルスによって起こるウイルス感染症で、コガタアカイエカによって媒介されます。重篤な急性脳炎を起こします。
 
症状
高熱、頭痛、悪心、嘔吐、眩暈などで発病します。小児では腹痛、下痢を伴うことも多いです。項部硬直、硬線過敏、意識障害、筋硬直、脳神経症状、不随意運動、振戦、麻痺など。小児では痙攣が多いです。
 
特徴
日本脳炎は極東から東南アジア、南アジアにかけて広く分布しています。
毎年夏に日本でも日本脳炎ウイルスを持った蚊は発生しているので、国内でも感染のリスクはゼロではないです。
感染しても日本脳炎を発病するのは100~1000人に1人程度で、ほとんどの人は無症状です。
 
ウイルス
日本脳炎ウイルス
 
潜伏期間
6~16日あるので、感染を拡大させないようにしましょう。
 
感染経路
 ヒトからヒトへの感染はなく、ブタの体内で一旦増えて血液中に出てきたウイルスを、蚊が吸血し、そのうえでヒトを刺した時に感染します。
 
予防方法
予防方法は、蚊の媒介の対策と予防接種をすることが重要です。蚊の活動が活発な夏場は注意が必要です。
 
治療方法
特効薬はないので、症状を和らげる薬が使われます。高熱と痙攣の管理が必要です。
 
 
小さな子どもで症状がありましたら、早めに病院に受診し相談しましょう。
 
(国立感染症研究所より参照)