Columnコラム

いしみね店の営業日について

2022.05.31

ハープ薬局いしみね店の営業日の変更となります。

6月中も、木曜日は休業になります。
ご確認ください。

薬学実習生

2022.05.23

2022年5月23日から2.5ヶ月間、ハープ薬局グループで、薬学実習生の受け入れを行います。
現場で様々なことを学習して、今後にいかしてもらいたいです。
良い経験になれるように、協力していきたいと思います。

オウム病

2022.05.01

今回はオウム病についてご紹介します。あまり聞きなれない病気だと思いますが、ペットを飼っている家庭で問題になっている病気です。

オウム病は鳥から感染する病気で、オウム病クラミジアによって起こる感染症です。
感染した鳥の排泄物からクラミジアを吸入してしまうことで感染することが多く、その他に鳥に餌を口移ししたり、噛まれることで感染することもあります。
 
・症状
突然の高熱、咳など。初期症状では悪寒、高熱、頭痛、倦怠感、食欲不振、関節痛、筋肉痛等が現れます。
軽症の気道感染から、肺炎や髄膜炎まで様々な病態になることがあります。
軽い症状の場合は風邪症状になりますが、高齢者では重症化しやすいです。
 
・病原体
オウム病クラミジア
 
・潜伏期間
潜伏期間は1~2週間あります。
 
・感染経路
インコ、オウム、ハトなどの糞に含まれる菌を吸い込むことで感染します。また、口移しによる餌を与えることで感染します。
 
・予防方法
鳥との接触した際には、手洗い、手指の消毒、うがい、マスクなどが重要です。
鳥との接触は避けて、むやみに触らないようにしましょう。
鳥を飼うときは、羽や糞などをこまめに掃除しましょう。
 妊婦は特に注意が必要です。
有効な予防接種はありません。
 
・治療方法
オウム病にはテトラサイクリン系抗生剤、マクロライド系抗生剤、ニューキノロン系抗生剤などが使用されます。
 
鳥の飼育には注意しましょう。
思い当たる症状がありましたら、早めに病院に受診し相談しましょう。
 
(国立感染症研究所より参照)