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重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

2020.03.01

今回は重症熱性血小板減少症候群についてご紹介します。あまり聞きなれない病気ですが、近年問題になっている病気です。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は中国の研究者によって発表されたダニによって媒介される新しいウイルス感染症です。
2019年はSFTSの国内報告数が100件を超えており、過去最高の報告数となっています。
日本、中国、韓国での患者が発生しています。ウイルスの遺伝子型から、日本で発見されたSETSウイルスは中国で発見されたものとは異なっているので、日本国内のSFTSウイルスだと考えられています。
 
・症状
発熱、嘔吐、腹痛、下痢、下血、筋肉痛、神経症状、出血症状など。死亡例も出ています。
  
・ウイルス
ブニヤウイルス科フレボウイルス属の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルス
 日本にいる複数のマダニからSFTSウイルスが検出されています。
 
・潜伏期間
6日から2週間の潜伏期間があります。
 
・感染経路
SFTSウイルスを持っているマダニに刺されることで感染します。
 SFTSウイルスに感染して発症している、野生動物、犬、猫などの動物の血液や体液に直接ふれることで感染する可能性もあります。
 
・予防方法
マダニが生息する草の茂っている場所では、肌の露出を避け、長袖、長ズボンでいる必要があります。
動物との過剰な触れ合いは避け、動物に触った場合は必ず手を洗うようにしてください。
 
・治療方法
特効薬はないので、症状を和らげる薬が使われます。
ウイルス検査をして診断されます。
 
症状がありましたら、早めに病院に受診し相談しましょう。
 
(厚生労働省より参照)