Columnコラム

うつ病

2025.08.01

今回はうつ病についてご紹介したいと思います。
 
近年、うつ病の患者さんが増えており、社会的にも認知度が高くなっていると思います。この機会にうつ病について理解を深めてみましょう。
 
うつ病は気分障害の一つで、双極性障害(躁うつ病)単極性うつ病(うつ病)に分けられます。今回はうつ病(単極性うつ病)についてのご説明です。
 
やる気がでない、元気がない、何もする気がしないなどの症状がある場合は、うつ病かもしれません。身体的なストレスや精神的なストレスで、脳がうまく機能しなくなる病気です。寝つきが悪くなったり、食事が摂れなくなるなど、日常生活に様々な支障をきたしてしまう病気です。
 
・原因
うつ病の原因は現在のところ、きちんと解明されていません。
脳の神経伝達物質が不足することでうつ病を発症すると考えられていますが、それ以外の原因も考えられるためです。現在のお薬は、この神経伝達物質を補うお薬が多く製造されています。
うつ病は遺伝によって起こる病気ではありません。ストレスや環境、本人の性格、うつ病になりやすさなどが様々に組み合わさって起きる病気だと考えられています。
 
うつ病は100人中6人が生涯において経験するというデータもあります。また、男性より女性の方がなりやすいとも言われています。
 
・症状
元気がない、性欲がない、食欲がない、頭痛、肩こり、体がだるい、動悸、めまい、口が渇く、便秘、下痢、胃の不快感、不眠、寝すぎてしまうなど
 
・治療法
まずはしっかりと休みを取ることが大切です。また周りの人の助けも必要です。職場や学校、家庭でも、ストレスができるだけ少なくなるように協力してもらいましょう。
 
現在は、様々な治療薬が開発されています。治療薬としては不足している神経伝達物質を補う抗うつ薬や、睡眠導入剤、抗不安薬、気分安定薬などが使われます。
お薬は基本的に用法を守って毎日きちんと飲み続ける必要があります。医師の指示もなく、勝手に飲むのをやめたり、減らすと体調が悪くなることがあるので注意が必要です。うつ病の薬は少量から少しずつ増やしていく必要があります。また即効性があるものではないので、ゆっくり少しずつ改善していくお薬です。気長に時間をかけてゆっくり治していかなといけません。
うつ病になった原因について学び、対処法を考える精神療法、カウンセリングや有酸素運動などを行う運動療法など、様々な治療法もあります。
 
気になる方は一度、専門医である心療内科に受診してください。早めに治療を開始することが大切です。
 
その他ご相談があれば、お気軽に薬剤師にご相談ください。

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