Columnコラム

緑内障

2025.12.01

今回は緑内障についてご紹介したいと思います。
緑内障はテレビなどで紹介されるので、知っている人も多いのではないでしょうか。
 
緑内障は何らかの原因で目の視神経を圧迫することで、視力に影響を及ぼす病気です。
多くは眼圧が上がることで視覚が狭くなってしまいます。治療が遅れると失明することもありますので注意が必要です。日本人の中途失明の1位とも言われている病気です。
 
・原因
目の周りには房水と呼ばれるものが充満しており、血液の代わりに栄養などを届ける役目を行っています。房水の圧力は基本的に一定に保たれていますが、この房水の流れが悪くなることで圧力が増し、視神経を圧迫してしまいます。視神経は目から入ってきた情報を届ける役目を担っていますが、視神経が圧迫されることで徐々に見えるところが小さくなっていきます。
 
・緑内障の種類
緑内障には、生まれつき房水の流れが未発達である発達緑内障、眼圧が正常値の範囲内であるのに緑内障になる正常眼圧緑内障、薬剤や外傷、目の炎症などで引き起こされる続発緑内障、線維柱帯が目詰まりすることで眼圧が上がる原発開放隅角緑内障、隅角が狭くなることで眼圧が上がる原発閉塞隅角緑内障などがあります。
緑内障の70%の人が正常眼圧緑内障と言われています。
 
・症状
自覚症状はほとんどありません。見える範囲が狭くなっていきますが、普段は両目使ってゆっくり症状が進行するので、ほとんどの人は気が付きません。また両目同時に緑内障になることは稀なので気が付きにくいです。中高年になると発症する人が多いので、定期的に目の検査をすることが必要です。
 
・治療法
まずは早めに治療を開始することが大切です。治療を開始しても一度痛んでしまった神経はもとに戻りませんので、視覚をもとに戻すことはできません。末期になると進行を抑制するのが困難になることもあります。
眼圧や視野検査などを行い、治療方法を考えていきます。(正常眼圧は10~21mmHgです。)
治療方法として、点眼薬などによる薬物治療、レーザー治療、手術などがあります。手術を複数回受けることもあります。
緑内障は治る病気ではないので、長くにわたって治療を続ける必要があります。進行を遅らせるためにも定期的な検査と継続して治療することが大切です。
まずは専門の眼科医に受診して相談してください。家族で緑内障の人がいる方は検査を受けることが望ましいです。
 
その他、気になることがありましたら、お気軽に薬剤師にご相談ください。


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