Columnコラム

目薬の使い方

2023.08.01

今回は目薬の使い方についてご紹介します。
 
・目薬の使い方
まず目薬を使う前に、手をきれいにしておきましょう。
上を向いて、目の下を下げて目薬を1滴入れてください。1滴でも入れば十分です。
目薬の中に雑菌が入らないようにするために、目薬の先がまつ毛などに触れないようにしてください。
かぶれることもあるので、溢れた目薬は拭き取って下さい。目薬を目に行きわたらせるために、目を閉じて目頭を軽く押さえてください。
目薬が2種類以上ある場合は、5分以上間隔をあけてから使用してください。点眼する順番は薬によって異なるので、薬剤師に確認ください。
 
・子どもの目薬の点し方
まず目薬を使う前に、手をきれいにしておきましょう。
子どもをあおむけで寝かします。大人と同様の使い方で、目の下を下げて目薬を1滴入れてください。1滴でも入れば十分です。
難しい場合は子どもをあおむけに寝かした状態で頭を固定しながら目を閉じてもらい、目頭に目薬を垂らして瞬きをしてもらいます。目薬が目頭から流れて入れば大丈夫です。点眼する前に目の周りはきれいにしておいてください。
かぶれることもあるので、溢れた目薬は拭き取って下さい。目薬を目に行きわたらせるために、目を閉じて目頭を軽く押さえてください。
子どもが泣いている時は目薬が流れ出てしまうので、点眼はしないでください。
 
・眼軟膏の使い方
まず眼軟膏を使う前に、手をきれいにしておきましょう。
鏡の前で下瞼を指で下げて、眼軟膏を眼球につけないようにしながら下瞼の内側につけてください。綿棒を使って塗ってもかまいません。その後、目を閉じて眼軟膏を眼球に広がるまで待って下さい。使用後、眼軟膏の先を清潔にして保存してください。
 
・目薬の保存
ほとんどの目薬は室温保存となっていますが、室内が暑くなることもありますので、開封後は冷蔵庫で保存してください。凍らすことは避けてください。持ち歩く場合はいたしかたないので、冷所保存を守らなくても問題ありません。できるだけ暑いところに置かないようにしましょう。開封後は1か月を目安に使い終わりましょう。
遮光袋がついている場合は、必ず袋に入れて保存して下さい。
保存方法については薬によって異なるので、薬剤師に確認してください。
 
・コンタクトレンズ使用時
コンタクトレンズ使用時は基本的に点眼しないでください。コンタクトレンズに影響があったり、薬の効果に問題が起きることがあります。
点眼薬の中には、コンタクトレンズ使用時に使える薬もありますので、医師、薬剤師と相談下さい。

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