Columnコラム

群発性頭痛

2023.04.03

今回は群発性頭痛についてご紹介します。
 
群発性頭痛は20歳~40歳の男性に多くで、目の奥がえぐられるような強い痛みが特徴の頭痛です。女性にはあまり見られない頭痛です。
ある期間に頭痛が集中して起きやすい「群発期」があり、その期間を過ぎるとまったく症状がないのも特徴です。夜間に起きやすいです。
原因は現在のところはっきりは分かっていません。アルコールや、狭心症の薬を服用することで発症することもあります。
 
・症状
激しい痛みの頭痛。頭痛の時間は1回15分~3時間ほどと言われています。
頭の片側で痛みとともに、目の充血や、額の汗、鼻づまりなど自律神経症状もあらわれます。
 
・予防
頭痛を引き起こす恐れのある、さまざまなことに注意を払う必要があります。
アルコールは誘因になるので、群発性頭痛の期間は控えてください。発症期間を過ぎれば飲酒してもかまいません。
睡眠不足や、煙草、気圧の変化も群発性頭痛の要因として言われているので、これらもできるだけ避けるようにしたい。
 
・治療
群発性頭痛の治療では、薬物治療として、トリプタン系薬剤などが使用されます。その他に純酸素吸入法などが有効と言われています。
頭痛の中には他の原因によって引き起こされることもあるので、病院に行ってきちんと検査して、医師に診断してもらってください。
 

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