Columnコラム

カンピロバクター食中毒

2026.09.01

今回はカンピロバクター食中毒についてご紹介します。あまり耳にしたことのない病気だと思いますが、非加熱の鶏肉などによって引き起こされる食中毒です。食肉を生で食べる時などは注意が必要です。
 
カンピロバクターは、ニワトリ、ウシなどの家畜やペット、野鳥、野生動物が保菌しています。カンピロバクターはヒトや動物の腸管内でしか増殖することはなく、乾燥や加熱に弱い特性があります。
 日本国内でも近年では、年間300件、患者数2000人程度の報告があります。
 
・症状
下痢、発熱、腹痛、嘔吐、頭痛、倦怠感、寒気など。
多くの人は1週間で治ります。高齢者や乳幼児は重症化することもあるので注意が必要です。
 
・原因菌
カンピロバクター属菌
 
・潜伏期間
1~7日ほどあるので、注意しましょう。
  
・予防方法
まずは十分な加熱をすることが重要です。食肉を調理する際は、中心部を75℃以上で1分以上の加熱が必要です。食肉を取り扱う際に使用した調理器具や容器は洗浄、消毒する必要があります。食肉を取り扱った後はきちんと手洗いを行い、他の食品に分けて取り扱うことが大切です。
 
・治療方法
基本的には1週間ほどで治るので対症療法が中心です。脱水を起こさないようにするためにこまめに水分を取る必要があります。経口補水液やスポーツドリンクなどを使用してもかまいません。整腸剤を使用したり、重症の場合は抗菌薬が使用されることがあります。 
 
症状疑いがありましたら、早めに病院に受診し相談しましょう。
 
(厚生労働省より参照)

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