Columnコラム

三叉神経痛

2026.05.01

今回は三叉神経痛についてご紹介したいと思います。あまり聞きなれない病気かもしれませんが、一度確認してみてください。
 
三叉神経痛は顔などで起きる、針などでつつかれたような激しい痛みを起こす病気です。
頬や顎、額、歯茎などで痛みがでることがあり、激しい痛みのために生活に支障をきたしてしまう病気で、ひどい場合は食事が摂れなくなることもあります。
 
・症状
顔の片側に強い痛みがあることが多く、数秒程度の痛みが突発的に発生しやすいです。痛みが5分以上続くことは稀です。初めは痛みが軽いことが多いですが、徐々に痛みが増していくことが多いです。
 
頬から顎にかけて痛みが発症しやすく、顔を動かすことで痛みが起きることあります。
顔を洗ったり、歯磨きしたりすることで誘発されることもあります。
また痛みが無い時は無症状です。
 
歯が痛くて歯医者に行ったが、歯医者では治療できず、三叉神経痛が原因であったということもあります。
 
・特徴
中高年である40歳以上での発症が多く、女性に多いと言われています。年齢とともに発症する人が増える傾向にあります。
季節によって痛みが変動することもあります。
 
・原因
三叉神経は顔周辺にある神経で、顔の間隔を脳に伝える役目があります。この三叉神経が何らかの原因で圧迫されることで引き起こされるのがほとんどです。多くは血管による圧迫がほとんどです。稀に腫瘍などで圧迫されて引き起こされることもあります。
 
帯状疱疹にかかって、帯状疱疹後に三叉神経痛になることもあります。
 
・治療方法
まずは早めに専門医にご相談ください。専門は脳神経外科になりますので、診断を受けることが大切です。三叉神経痛以外に他の病気の可能性もあるので確認してもらいましょう。
 
治療方法としては外科的手術薬物療法があります。外科的手術ではほとんどの場合痛みが無くなります。薬物療法では痛みを緩和する目的でテグレトールなどの抗鎮痙薬を使うこともあります。ペインクリニックで神経ブロックを行うこともあります。
その他に放射線治療を行うこともあります。
 
心当たりがある方は、一度、脳神経外科の先生に診てもらいましょう。
 
その他に気になることがありましたら、お気軽に薬剤師にご相談ください。

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